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第19回ワークキャンプ

第19回目のワークキャンプは、

2018年8月2日から8月16日までの14日間、1年生6名、2年生4名、3年生5名の計15名で渡航しました。

 

今回のワークキャンプは、

「新しい関係性の構築、現地の実態把握、企画の精度を高めるためフィードバックを重視する」

という目標を掲げて取り組みました。

第17回(2017年夏)ワークキャンプの後にプノンペンにあるスケープ孤児院で女子保健教育を行うと決定しましたが、

第18回(2018年春)で訪問した際には運営が変わって孤児院から託児所になっており、思春期の女の子がいないという状況を受け、計画は中断となりました。

話し合いの結果、第18回(2018年春)ワークキャンプで訪問した夢追う子どもたちの家で女子保健教育を行うことを決定し、2018年春の訪問を1回目とし、全4回の渡航で行う予定の2年計画をスタートしました。

今回は2年計画の中では2回目の訪問であり、女子保健の企画を実施しました。3回目以降の企画をより充実した内容にするために、企画実施後に反省点を出し合いどう改善するべきかを考えます。

また、今までレアスマイルが訪問したことのない孤児院に訪問したり、スタディツアーに参加したりしました。

 

以下、各都市での活動内容になります。是非、下にある写真とあわせてご覧下さい。また、フェイスブックとツイッターでWCのビデオを紹介していますので、そちらも是非ご覧ください。

 

 

 

 

●プノンペン●

【愛センター】

今回は約3年ぶりの訪問です。日本人の方が運営するフリースクールです。学校での授業がない時間に子どもたちがやってきて、数学や英語などを学びます。授業の時間をいただいて、手洗いの企画を実施しました。

 

【Sokha】

2回目の訪問で、前回に引き続き女医のリンカさんにお話を伺いました。前回訪問した場所から移転し、現在は婦人科として病院の中にあります。ナプキンの捨て方が日本の習慣とは必ずしも一緒ではない(ティッシュやパッケージに包んで捨てないでそのままゴミ箱に入れる、というのをマナー違反と捉えない人もいる)というお話を聞いて、企画をする上で日本のやりかたの押し付けにならないようにするために、現地の人の習慣を知っておくべきだと思いました。

 

【プノンペン大学の学生と交流会】

プノンペン大学の日本語学科の5人に来ていただき、同世代の女の子と話すことのできる貴重な機会でした。

私たちが活動の軸においている女子保健について話している中で、保健の内容を授業で取り扱う学校もあれば、

全く行わない学校もあるというのを知って、地域や学校によっても状況が全く異なるのだと感じました。

 

【社長さん向けプレゼン】

渡航で毎回座談会を開いたり活動アドバイスをいただいたりしているまさやさんに、カンボジア在住の日本人社長さんにレアスマイルの活動を紹介し、お話をする機会をいただきました。外部の方に活動を紹介するための協賛用資料や活動紹介VTRを見ていただき、もっとアピールするべきポイント・その方法についてや、カンボジアでの協賛の集め方を一緒に考えてくださいました。

 

【CCH】

今回が初訪問の、プノンペンにある孤児院です。ここでは女子保健企画として、生理のしくみと生理痛の対処法について知ってもらう企画を実施しました。はじめは英語で企画を行う予定でしたが、子どもたちの英語のレベルに差があったり、保健関連の単語自体が初めて聞く子たちには難しかったりと、なかなかスムーズにいかないことが分かったので、急遽通訳さんを介して行うことにしました。はじめて訪問した施設で女子保健を行ってみて、デリケートな内容を恥ずかしがる子がいたり、通訳さんの力が必要だったりと、企画を行う難しさを感じました。ストレッチの実践では和気藹々とメンバーも女の子たちも一緒になって楽しむ姿が見られましたが、女子保健の企画はこれからも改良が必要だと思いました。

 

●シェムリアップ●

【SALASUSU】

カンボジア名産のいぐさをつかったカバンやポーチを販売しているSALASUSUさんのスタディーツアーに参加しました。商品は、シェムリアップの農村にある工房で女性がすべて手作りでつくっています。スタディーツアーでは、工房の見学と、工房で働く女性の住む家に訪問させていただきました。農村に行くのは初めてでしたが、プノンペンやシェムリアップ市内とは全く違った環境で、ガスや水道が通っていなかったり、家の造りも暑さをしのぐために木を使った高床式になっていたりと、今まで知っていたカンボジアとは違う面を知りました。工房で働く女性の背景や村での生活を知って、自分たちが女子保健の企画を行う上で相手の習慣を知ることは大切だし、見てきた経験や知識を企画を作っていく中で生かしていきべきだと考えました。最後はシェムリアップのナイトマーケットにあるSUSUのお店でみんなで買い物を楽しみました♪

 

●ポーサット●

【夢追う子どもたちの家】

初めての滞在となるポーサットでは、4日間に渡って夢追う子どもたちの家に訪問しました。

前回の渡航で行った女子保健のチェックリストをもとに作成した企画を実施しました。以下企画の内容です。

・生理の知識企画…知識についての企画は2つ行いました。1つは、女の子を対象に前回のワークキャンプで配布した体のつくりや生理のしくみについて記載してあるハンドブックの内容を復習できるような内容の企画を行いました。生理の仕組みについて書かれた紙を順番に並び替えるという問題や、◯×クイズをチーム対抗で行ったことでとっても盛り上がりました。2つめは、男女の体の変化はどのようなものかを考えて、男女の絵が書いてある紙に書き込むという内容でした。男女合同ということもあり恥ずかしがる子もいましたが、最終的にはそれぞれが自分や周りの人の変化について考えをまとめ、みんなの前で発表してくれました。

メンタル企画…女の子を対象に体の変化に伴う心の変化についての企画を行いました。この企画では、劇形式で生理になると気分が悪くなったりおなかが痛くなったりする体調の変化や、イライラしたり不安な気持ちになったりする気持ちの変化を紹介し、原因は何なのかや、食べ物やストレッチによる対処法を伝えました。また、自分の体を大切にして欲しいという思いを込めて、自分の好きなところ・長所を書き出して、相手の良いところを教えあう、というアクティビティーも行いました。

・ナプキンの使い方企画…生理になった時の対処法として、日本での一般的なナプキンの使い方を紹介する企画を行いました。実物を持って行き、女の子たちにも近くで見てもらったり、実際に触ってもらったりしました。

・お別れ会企画…最終日のお別れ会では、模造紙に寄せ書きをしたり、スプーンレースをしたりしてみんなで楽しい時間を過ごしました。

 

今回は、今まで訪問したことのない場所に多く訪問し、レアスマイルの課題の1つであったコネクションを広げることのできたワークキャンプでした。また、今まで考えてきた女子保健の企画をようやく形にすることができました。企画を行った後、反省点・改善点がたくさんあげられたので、次回からの企画に向けて1つ1つ解決していきたいと思います。参加者が15名と過去最多のワークキャンプでしたが、大きな怪我もなく無事に終えることができました。3年生は今回が最後のワークキャンプだったので、訪問先の情報やワークキャンプの運営の方法など、1・2年生にしっかり引き継ぎをしたいと思います。

次回のワークキャンプは2019年の春を予定しています。


第18回ワークキャンプ

第18回目のカンボジアワークキャンプについては、

2018年3月10日から3月23日までの13日間、2年生4名、1年生9名の計13名でカンボジアに渡航しました。

 

今回のワークキャンプは、

「女子保健を軸とした活動の初段階としてスケープ孤児院との関係性を構築し、実態を把握する」

「1年生が現地デビュー&レアスマイルの次世代へ…」

という目標を掲げて取り組みました。

①レアスマイルが女子保健教育という軸を定めてから、2年間(ワークキャンプ4回)かけて身体の仕組みやメンタルについての知識をどういった段階で教えていくかロードマップを作成しました。この2年計画の第1回目として、新しい支援先のスケープ孤児院との関係性を構築し、子どもたちがどの程度女子保健の知識があるのか女子保健チェックリストを作成し、実施を試みました。

②今回のワークキャンプに参加する13名のうち10名が初めての渡航であったため、カンボジアがどういった場所なのかを知り、レアスマイルが実際にどういった活動を現地で行っているのか自分たちが参加することでより身近に感じてもらい、今後の活動につなげていくことがねらいです。

 

以下各都市での活動内容になります。

 

●プノンペン●

【Sokha訪問】

Sokhaは女性のお医者様がいらっしゃるヘルスケアセンターで、カンボジアの保健事情について詳しくお話を伺いました。インターネットの普及もあり女子保健のことを周りの人と話しやすい雰囲気にはなってきているが、都市によってはまだまだ情報不足の人がいたり、気軽に話せる雰囲気がなかったりするようです。また、性感染症の感染率も以前よりは減少しているが、HIV患者の人数は今でも多いというお話を聞き、女子保健を行う上でそういった性感染症についてもメンバーが知識を身につける必要があると実感しました。女子保健の話題はデリケートなことが多く、ここでは通訳さんを介さずレアスマイルのメンバーが英語でのコミュニケーション・通訳を務めました。

【JICA訪問】

事務所を見学させていただき、カンボジアで働く日本人スタッフの方にお話を伺いました。私たちが女子保健教育を行っていく上で気をつけるべき生活習慣の違いについてや、コネクション作りの大切さなど、今後のレアスマイルに何が必要なのか見直すことができました。

【スケープ孤児院】

今までに2回訪問し、レアスマイルが新支援先として訪問した孤児院です。小さい子向けに手洗い企画、歯磨き企画を行いました。手洗い企画では歌に合わせてみんなで手を洗い、歯磨き企画では模型を使って磨き方を説明し、まんべんなく歯を磨けるよう実際に鏡で自分の顔を見ながら実践してもらいました。こちらの孤児院は以前と経営体制が変わったため、大きい女の子たちが在籍していないという状況でした。年齢層が若く女子保健の企画を実施するのが難しいというのを受け、今後の関係性についてレアスマイルで話し合っていく予定です。

【夢追う子どもたちの家】

今回が初めての訪問です。プノンペンからバスで2時間半ほどのポーサット州という場所にあり、日本人のスタッフさんがいらっしゃいます。子どもたちが歌を歌って歓迎してくれたのはとても感動的で嬉しかったです。施設内を見学させていただいたり、お絵かき伝言ゲーム・しっぽ取りゲームをして子どもたちと遊んだりしました。また、高学年の女の子が多かったため、女子保健のチェックリストでアンケートに協力していただきました。帰国後のミーティングで、こちらで女子保健の実施を行うことが決定し、次回以降訪問させていただきたいと考えています。

上記以外に、セントラルマーケットで津田塾祭の物販のための買い出しをしたり、イオンに行ったりしました。また、現地で働いていらっしゃる日本人の方に、レアスマイルの活動についてアドバイスをいただきました。

 

●バッタンバン●

【HOC孤児院】

3日間に渡り訪問し、スタッフの方にヒアリングを行ったり、女の子に女子保健のチェックリストに協力してもらったりしました。また、お仕事紹介企画では看護師・エンジニア・カフェ店員・ホテルマンなど様々な職業を紹介した後パンフレットを配りました。子ども達がそのパンフレットを見て、将来の夢を次々に発表してくれたのがとても嬉しかったです。一緒にお昼ご飯を食べたり、サッカーや読書をしたりして楽しみ、最後はお別れ会企画のお絵かき伝言ゲームとしっぽ取りゲームを行いました。

 

●シェムリアップ●

今回シェムリアップでは最終ミーティングを行い、その他は観光が中心でした。最終ミーティングではそれぞれがカンボジアに来て感じたこと・考えたことを話したり、今後のレアスマイルがやるべきことは何か話し合ったりしました。初めてカンボジアに行って衝撃を受けたメンバーがいたり、自分たちが今行っている女子保健教育の意味や、国際協力とは一体どういった形で行うのがお互いのためなのか悩むメンバーがいたり、笑いあり涙ありの熱いミーティングでした。また、今後のコネクションをどのようにつくっていくのかや、ワークキャンプに参加していないメンバーとのギャップをどう縮めていくべきか話し合い、国内でやるべきことを考えました。

 

今回は女子保健の企画を行う前の事前調査が中心でした。女子保健チェックリストで身体についての知識がどの程度身についているのかを調査し、それを元にこれから企画を作成し次回以降のワークキャンプで実施する予定です。目標にあった「スケープ孤児院との関係性構築」に関しては、経営体制が変わったこともありこれからの関わりを再度メンバー内・スケープ孤児院の方と話し合いをします。今回初めて訪問した夢追う子どもたちの家で女子保健教育を実施することに関してはお話を進めている段階のため、決まり次第ご報告させていただきます。

 

初めてカンボジアに行くメンバーが多い中、2回以上行ったことのあるメンバーが率先してスケジュールの調整をしたりメンバーの体調管理や安全管理に気を使ったこともあり、大きなトラブルなく終えることができました。次回のワークキャンプは8月上旬を予定しています。


第14回ワークキャンプ

第14回目のカンボジアワークキャンプについては、

2016年2月20日から3月5日までの15日間、2年生4名、1年生8名の計12名でカンボジアに渡航しました。

 

今回のワークキャンプは、

「レアスマイルの活動を客観的に振り返ったうえで、子供たちの将来のためにカンボジアのやり方で継続してできる支援は何か、2016年度以降の活動の軸は何かを考える。」という目標を掲げて取り組みました。

カンボジア渡航の準備は2015年の10月からスタートし、訪問場所、レアスマイルの活動の中心であるバッタンバンのHOC孤児院での企画内容、打ち合わせ、リハーサルなど時間をかけて準備をすすめました。

 

プノンペン、バッタンバン、シェムリアップの3都市を訪れ、

それぞれの都市で活動、観光をしたので都市ごとに活動内容を簡単にご紹介したいと思います。

 

 ●プノンペン●

シャンティ国際ボランティア会様を訪問させていただきました。シャンティさんは、『人間の尊厳と多様性を尊び、「共に生き、共に学ぶ」ことのできる平和(シャンティ)な社会の実現』をミッションに掲げ活動されておられます。カンボジアの人々に読書や本の大切さを伝えている活動の様子をお聞きし、の心を豊かにするような活動に私たちも共感しました。また、いつもレアスマイルがカンボジアに行くたびにお会いいただいている日本人の方とも座談会を開いていただきました。レアスマイルの活動内容を決めるときに、自分たちはこれしかできないというような消去法で決めず、自分たちがやってみたいことに挑戦してみるようにとアドバイスを頂きました。日本の学生に対して私たちは何ができるのか、そうしたことも今後の活動に反映していきたいと思っています。プノンペンではさらに、王立プノンペン大学日本語学科の学生さんたちと交流会を開きました。日本語+αを自分の武器として身に着け、スキルアップしていこうとする彼らのハングリー精神から刺激をもらいました。

 

●バッタンバン●

バッタンバンでは、レアスマイルが支援しているHOC孤児院を訪問し、準備をしてきた6つの企画を行いました。

 

傷の手当て企画…外で思いっきり走り、遊ぶ元気いっぱいな子どもたちはよくすり傷や切り傷といった怪我をします。そこで、子どもたちが怪我をしたとき、自分でできるような初期対応を教えました。すり傷をしてしまったら流水で洗い流す、鼻血がでたら横にならずに鼻をぎゅっと押さえてじっとしているといったことを紙芝居で説明しました。

・保健企画(歯みがき)…赤染めを使って、子どもたちが普段から歯をきちんと磨けているかどうかチェックしました。歯みがきをしないまま虫歯が進行してしまうと、歯がボロボロになってしまうというようなことを図や写真を見せて説明し、子どもたちに食事のあとは歯みがきをしようという意識を改めてもってもらうことができました。

・ハウスマザー企画(掃除)…子どもたちのお部屋を一緒にお掃除したり、毛布をお日様の下に干したりしました。子どもたちは普段からお掃除をしていますが、掃除道具がきちんと揃っているかの確認や、ほこりのたまりやすいところを一緒に掃除するといったことを一緒に楽しく行いました。

・ハウスマザー企画(洗濯)…洗濯企画は継続して行っている企画のひとつです。子どもたちは自分たちの制服を真っ白に手洗いし、私たちに誇らしそうに見せてくれました (^^) ピカピカの制服を着て学校に通う子供たちがとても嬉しそうでした! 

・仕事紹介企画…カンボジアの様々な職業を紹介することで子どもたちの視野を広げられるようなお手伝いをするために、お仕事を紹介したあと、それぞれ夢をカードに描きました。

・お別れ会企画…サッカーや英語をつかったゲームをして子どもたちと楽しく遊びました。さらに、女の子たちと一緒にお料理をし肉じゃがを作りました。お料理の買い出しでは、バッタンバンの市場に連れて行っていただいたのですが、人びとの活気あふれる市場からすごくエネルギーをもらいました。子どもたちは肉じゃがをおかわりしながらたくさん食べてくれて、「チュガン!(美味しい!)」と言われると溜まった疲れも吹き飛んでしまいました!

 

企画を行ったほか、スタッフの方々へのヒアリング調査、また話し合いを通して今後のレアスマイルの関わり方に関して話し合いを深めました。

●シェムリアップ●

アンコール小児病院様では、病院を見学させていただき、カンボジアの医療状況、現場の声をお聞きしました。それから、カンボジアの伝統織物、シルクの復興を担っているアーティザン・アンコール様を訪問させていただき、うっとりするようなシルクの織物を作る職人さんたちの仕事を拝見しました。そして、世界遺産アンコールワット遺跡群、ベンメリア遺跡やタプローム遺跡、トンレサップ湖の観光も楽しみました。


第13回ワークキャンプ

第13回ワークキャンプは、

2015年8月6日から8月21日までの16日間、3年生2名、2年生3名、1年生2名の計7名でカンボジアに渡航しました。

 

今回のワークキャンプでは、以下の3つの目標を掲げて行いました。

・企画を通して、子どもたちが将来自立していく際に役立つ知識を身に付けてもらう。

・相手のニーズなどデータ収集に重点を置き、次のワークキャンプへ繋がる活動にする。

・伝えることを意識し、自分たちの活動を分析する。

 

滞在中、プノンペン・バッタンバン・シェムリアップの3都市を訪れました。

 

○プノンペン

毎回のワークキャンプで座談会を開いてくださっている日本人の方々に今回もお会いして、レアスマイル内で出た意見や今までの運営方法に対して的確なアドバイスをいただき、自分たちの活動のこれまでとこれからを考える機会となりました。また、王立プノンペン大学日本語学科の学生と交流会を行い、同年代のカンボジア人と交流する貴重な場となりました。観光では、王宮とトゥールスレン博物館、キリングフィールドに行き、カンボジアの歴史に触れました。

 

○バッタンバン

約2週間の滞在のうち9日間バッタンバンに滞在し、支援先であるHOC孤児院に毎日訪問しました。6月ごろから準備を進めていた7つの企画を行いました。日本の遊びを知ってもらうすごろく企画、色の勉強を兼ねたお絵かき企画、英単語を覚えながら体を使って遊ぶツイスター企画、身長と体力を測定する体測企画。子供たちの生活に密接した企画では、洗濯と掃除のやり方を教えたハウスマザー企画や環境問題の勉強をしてみんなでごみ箱を作った環境企画、女の子向けに生理用品の使い方・生理痛解消ストレッチを教えた生理企画、栄養素の勉強をした後に子供たちと一緒にご飯を作る料理企画を行いました。そのほか、スタッフ一人一人にヒアリングを行い孤児院の現状や子供たちの様子、ニーズなどを調査し、今後の支援に関する話し合いも行いました。例年より長い滞在となり、より子どもたちやスタッフの方々と濃い時間を過ごすことができました。

 

○シェムリアップ

アンコールワットがある観光都市に位置する一二三日本語教室様を訪問させて頂きました。ヒアリングの他、授業にも参加させていただき、カンボジアにおける日本語教育の現場を体験するとともに就職事情などもお聞きすることができました。観光では、アンコールワットとトンレサップ湖を訪れ、カンボジアの文化に触れる機会となりました。


第12回ワークキャンプ

第12回目のカンボジアワークキャンプ

2015年3月2日~3月16日までの15日間

2年生3名、1年生9名、合計12名で行ってきました!


各都市での活動内容です。


●プノンペン●

くっくま孤児院という日本人女性が運営に携わる孤児院を訪問したほか、イオンの見学をしました。イオンの中のコーヒーショップで現地で活動されている日本人の方と座談会を行いました。また、今回もプノンペン大学の日本語学科の学生の皆様と交流し、さまざまなお話をすることができました。トゥールスレン博物館とキリングフィールド、王宮にも訪問し、カンボジアが歩んできた歴史を知り、文化や建造物を感じる良い機会になりました。



●バッタンバン●

私たちが食糧費支援をしているHOC孤児院に、約1週間訪問しました。日本から準備していった貼り絵企画、ハウスマザー企画、衛生企画とからめて石鹸をつくるという企画も実施しました。先月オープンした「Cafe HOC」も訪問し、日本料理やクメール料理をいただきました。今回も、カフェの建設で大きく変わったHOCの現状を把握するため、スタッフの方々にヒアリング調査を行いました。レアスマイルの支援や問題について話し合うことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。また、子どもたちの通う小学校に訪問することもできました。



●シェムリアップ●

アンコール遺跡群を観光し、日本人女性が運営する石鹸、ハンドクリーム、スパなどのお店へ行きました。トンレサップ湖では雄大な自然を肌で感じることが出来、貴重な体験となりました。日本人女性の経営している孤児院へも訪問し、お話をお聞きしました。参考になる部分が非常にたくさんあったので、これからの活動に生かしてゆきます。




第11回ワークキャンプ

第11回目となるカンボジアワークキャンプ

2014年8月18日~9月1日までの15日間

3年生6名、1年生5人、計11名で行ってきました!

 

各都市での活動内容です。

 

●プノンペン●

スラム街に住む子供たちが通うフリースクールに訪問したほか、今年オープンしたばかりのイオンを見学しました。また、現地で活動されている日本人の方々とお話をしたり、プノンペン大学の日本語を勉強している学生と交流し、多くのことを学び考えることができました。トゥールスレン博物館とキリングフィールド、王宮にも訪れカンボジアの歴史を知り、文化に触れる貴重な機会となりました。

 

 

●バッタンバン●

私たちが食糧費支援を行っているHOC孤児院に1週間にわたって訪問しました。シャボン玉で子供たちと楽しく交流し、新しい試みとして音楽企画と栄養教育を行いました。孤児院の現状を把握するため、今回も現地のスタッフにヒアリングを行い、レアスマイルメンバーと現地スタッフを交えて話し合いの場も設けて頂き、レアスマイルの支援について多くのことを改めて考えることができました。孤児院に宿泊し子供たちと一緒に生活する機会があったので、その経験を今後の活動に活かしていきたいと思います。

 

 

●シェムリアップ●

アンコール遺跡群を観光し、日本人女性が経営するお店に訪問しました。今回のワークキャンプでは、ベンメリア遺跡とトンレサップ湖にも訪れ、トンレサップ湖では水上生活を営む人々の様子を見ることができ、カンボジアの文化をまたひとつ知ることができました。また、約6000人の生徒が通うワット・ポー小学校に訪問し、そこで活動されている日本人の方に貴重なお話を伺うことができ、大変勉強になりました。

 

 

 


第10回ワークキャンプ

@バッタンバン
@バッタンバン

第10回目となるカンボジアワークキャンプ!

2014年2月28日~3月14日までの15日間(15日帰国)、

2年生4名、1年生4名、計8名で行ってきました!

 

各都市での活動です。

 

●プノンペン

孤児院、旧ごみ山の訪問のほか、トゥールスレン博物館・キリングフィールドを訪れ、カンボジアの歴史にも触れました。また、現地で働いてらっしゃる日本人の方々と私たちの活動や国際協力についてお話をしたり、プノンペン大学生と食事会を行いました。たくさんの方と出会いお話しをして、多くのことを吸収することができ、また考えることができました。

 

●バッタンバン

支援先であるHOC孤児院を1週間にわたり訪問しました。訪問期間中には、引き続き手洗い教育を行い、新たに環境問題について学んでもらったり、楽しく交流できるフォトアートやミニ運動会も行いました。また、現地日本人スタッフがいないという異例の状況でしたが、通訳を介して孤児院の現状を伺い、これからの支援について考えました。訪問するたびに変化していく現地の様子を見て、子どもたちとたくさん触れ合い、改めて私たちの支援の意味を考えることができた1週間でした。

 

●シェムリアップ

アンコール遺跡群の観光や日本人女性が経営しているお店の訪問のほか、日本人女性が経営している孤児院へ1年半ぶりに訪問しました。前回の訪問時から着実に前進している様子を見て、大変勉強になり、また励みにもなりました。

 

 

ワークキャンプ中のできごとについてはブログをご覧ください(^^)

http://ameblo.jp/tsuda-raresmile/

 


第9回ワークキャンプ

9回目となるカンボジアへのワークキャンプ。

2013814日~27日の2週間、

1年生2人、2年生4人、3年生4人の計10人で行ってきました。

 

今回のワークキャンプの目的は以下の3つでした。

①支援先の孤児院との話し合い

②自分たちの活動の可能性を知る

③カンボジアを知る

 

 

●プノンペン●

孤児院の訪問、キリングフィールド、トゥールスレン博物館の観光の他、今回で4回目となるプノンペン大学日本語学科の学生との食事会を行いました。また、自分たちの活動の可能性を知る目的で、女子大ならではのことができないかという思いから、プノンペンで生計を立てている女性の方と食事会を行いました。様々な人とお会いする機会があり、レアスマイルの活動の方向性を見つめ直す、とても貴重な時間となりました。

 

 

●バッタンバン●

現在の支援先であるHOC孤児院へ訪問しました。今回も孤児院の運営に携わっている方々や子どもたちにヒアリング調査を行い、孤児院の現状の把握を行いました。また、ヒアリングで一方的にお話を聞くだけではなく、話し合いの場を設けていただき、今後の支援に繋げるための意見交換を行いました。子どもたちとの交流としては、1日私たちがハウスマザーとなり、孤児院での生活を一緒にすることで子どもたちとの距離を縮めることができました。前回に引き続き、手洗い、ゴミ拾い・分別を継続的に行った他、歯磨きを一緒に行いました。引き続き子どもたちの習慣となれば幸いです。体測も引き続き行い、子どもたちの成長を感じることができました。このHOC孤児院の訪問を元に、日本での活動を充実させたものにしていきます。

 

 

●シェムリアップ●

アンコールワットを始め、アンコール遺跡群を観光しました。また、日本人の女性の方が、カンボジアの女性の方々を雇って運営を行っているお店を訪問しました。今回のワークキャンプを通して、多くの女性の方からお話を伺う機会があり、女性の強さを感じました。

 


第8回ワークキャンプ

8回目となるカンボジアへのワークキャンプ。

2013年2月19日~3月6日の16日間、2年生2名、1年生9名、計11名で行ってきました。

 

今回のワークキャンプの目的は以下の3つを達成するためです。

HOCと密な関係を作る

*支援の視野を広げる

*資金集めのヒントを得る

支援先のHOC孤児院へのよりよい支援のために、ニーズを再調査して視野を広げようという思いで今回のワークキャンプに向かいました。

 

 

●プノンペン●

プノンペンでは孤児院の訪問、キリングフィールド・トゥールスレンの観光をした他、関西青空プロジェクトさん、そして現地の大学生とお食事をする機会がありました。ここでお会いした方々から伺ったお話は共感出来ることや新たな視野へと繋がる気づきもあり、自分たちの活動の参考となる貴重な体験でした。

 

●バッタンバン●

バッタンバンでは支援先のHOC孤児院を訪問し、ヒアリング調査を通して孤児院の現状や経営者の方の現段階の考えを伺いました。また、孤児院の子供達を対象とした体測や、ゴミの分別に関する授業も行いました。今回分かったHOCの現状とニーズを踏まえ、今後の支援の方向性を考えていきたいです。

 

●シェムリアップ●

シェムリアップではアンコールワットを観光した他、日本人の方が現地の方々を雇って運営を行っている工場の訪問をしました。大きな団体が運営する工場ではあるものの、お話を伺って現地化システムの徹底の難しさを学びました。しかし、運営方法のアイディアも伺うことが出来、非常に勉強になりました。

 


第7回ワークキャンプ

7回目となるカンボジアへのワークキャンプ。

2012年8月18日~9月1日の15日間、3年生3名、2年生4名、1年生7名で行ってきました。

 

今回ワークキャンプを行った目的は以下の二つを達成するためです。

①    レアスマイルの支援のゴールをHOC孤児院スタッフに伝える

② HOC孤児院の自立に向けた計画の進行状況の現状把握をする

 

●プノンペン●

プノンペンではフリースクールで授業をした他、プノンペン大学の学生や関西青空プロジェクトの方々とお食事する機会がありました。運営に関する話から個人的な話まで、幅広く話を共有した中で学んだことはたくさんあり、今後の私たちの活動の改善の参考にもなりました。同じカンボジアの活動をしている同年代の方々とこのような形でつながりを作ることが出来て嬉しいです。

●バッタンバン●

現在支援をさせていただいているHOC孤児院では、関係者の方々にヒアリングを行った他、子どもたちを対象に体側や手洗いの授業などを行いました。また、ワークキャンプ初の孤児院宿泊もさせていただきましたが、ヒアリングで聞く情報とはまた違って身近な視点から孤児院の現状を感じ取ることが出来、大変勉強になりました。HOC孤児院がNEWLANDという場所に引越しをしてまだ1年ですが、この1年の間で縫製工場が出来、生活環境も一気に整ったように感じられます。ただ課題はまだたくさん残っており、支援のゴールについてはもう少し話し合って見直す必要があります。ニーズは変わりゆくものなので、「食糧費支援」の視点から「HOC孤児院」全体に視点をおいて支援のゴールについて考えていきたいです。

●シェムリアップ●

シェムリアップでは、HOC孤児院と同じ「自立」という目標をもった孤児院を訪問しました。ここでは、まず信頼のおけるスタッフを育成してからそれに見合った人数の子供を受け入れる形をとっており、現地の人に委ねた運営に重きを置いているスタイルが印象的でした。「自立」に向けたこのような姿勢は非常に大事なことだと思います。最終日は朝日を見にアンコールワットに行きました。残念ながら曇りだったので朝日がのぼる瞬間をとらえることは出来ませんでしたが、それでもアンコールワット,美しかったです^^

 


第6回ワークキャンプ

今回で6回目となるレアスマイルのワークキャンプ。

2012213日~26日の13日間、2年生4名、1年生8名で行ってきました。

 

今回のワークキャンプのテーマは、

1、 支援のゴールを見つけよう!

→支援のゴールを見据えて指標を決める

2、 カンボジアについて知ろう

→食以外の分野で必要なものの調査。洪水について知る

3、 コネクション作り

→イベントに繋げる、同年代との新たなコネクション作り

です。そのためにプノンペン大学の学生と交流をしたり、HOCでは体側を行ったりしました。また、プノンペンでは2つの孤児院を訪れ、支援のゴールを決める指標の参考にすることができました。

 

●プノンペン●

プノンペンでは、2つの孤児院を訪れた他、日本語カンボジア語友好学校で授業を行ったり、プノンペン大学の学生と食事を一緒にしたりしました。

2つの孤児院は、HOCとは子どもの人数や環境は違うものの、子どもたちの健康状況や衛生環境などを参考に支援のゴールの指標を決める一つの目安にすることができました。

そして、日本語カンボジア語友好学校の授業やプノンペン大学の学生との交流を通して、イベントと次のワークキャンプに繋がるコネクションを作ることができたと思います。

 

 

●バッタンバン●

Hop of Children

Newlandへの引っ越しは終わっており、トイレやキッチンが隣接しているなどの衛生的な問題は解決したようでした。子供たちも新しい場所での暮らしに満足していました。新たなドナーが入ったこともあり、食事は以前よりも多くの食材が使われ栄養価がアップしたようです。私たちは今回のワークキャンプから子どもたちの健康状態を知るため健康診断を行いました。主に、身長・体重・腕の太さ、足のサイズの測定です。また健康自己評価シートをつくり、健康に対する意識調査を行いました。今後の支援の参考にしていこうと考えています。

お別れ会では太神楽の方が日本からやってきて、その方たちが芸を見せて下さいました。また今年も子供たちに絵を描いてもらってタイムカプセルを埋めました!!去年のものは残念ながら水が入ってしまったので今年のものはうまく取り出せることを祈っています。

 

●シェムリアップ●

アンコールワットやベンメリア遺跡を訪れました。観光都市化が進んでおり、上の二つの都市とはまた違う雰囲気を味わいました。日本人観光客も多く訪れているようです。また日本語学校との交流の際お世話になったSok Tyさんとお食事をしました。貴重なお話を伺いカンボジアについてさらに深く知ることができました。

 

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今回のワークキャンプの調査をもとに、HOCへの支援のゴールをレアスマイルメンバー全員が真剣に考えました。HOCの自立を目指し、今後も活動を続けていこうと思います。また、今回多くの方々と交流しお話することができました。関わったすべての方々に感謝すると共にこのつながりを大事にしていきたいと思います。


第5回ワークキャンプ

5回目となるカンボジアへのワークキャンプ。

2011年8月23日~9月6日の約14日間、

4年生1名、3年生1名、2年生3名、1年生6名で行ってきました。

 

今回のワークキャンプのテーマは

ACTION~農業支援の一歩を踏み出そう~」

NEWLAND(HOC孤児院の引越し先)生産向上

 →子供たちと専門家のパイプになる

HOCの求める自立のカタチ

 →孤児院経営者の意思を知り、支援の終着点を考える

③絆、コネクション作り

 →団体として、現地の方との信頼関係を築く

です。

農業に専門知識のない私たちですが、学生団体だからこそ出来る役割を考え、孤児院のヒアリング調査や現地の方々との交流を通して今後の活動のあり方を調べていきました。

 

●シェムリアップ●

2つの孤児院を訪問した他、アンコールワットを観光しました。訪問した孤児院と支援先の孤児院の人数や環境は異なりますが、それぞれの運営方法やヒアリングを通した学んだ経営者の方々の考えは非常に勉強になり参考になりました。

 

●バッタンバン●

支援先であるHOC孤児院を訪問し、孤児院の現状や、新たな支援が加わったという近況についてお話を伺いました。また、HOC孤児院の子供達と交流した他に、子どもたちに植物を育てる楽しさを知ってもらい農業に興味を持ってもらおうという目的で、子供達と一緒に唐辛子やパクチーの種まきを行いました。訪問を通して、HOC孤児院の自給自足に向けた農業活動への意識を強く感じ、私たちもその目標の達成に向けて力になれることを考えていきたいです。

 

●プノンペン●

プノンペンではキリングフィールドやトゥールスレンを訪問した他、NGO学校で勉強をしているカンボジア人の学生を対象に授業を行いました。日本の文化の紹介や習字の実践を通してお互いの文化への関心が高まりとても素敵な時間となりました☆

 


第4回ワークキャンプ

今回で4回目となるレアスマイルのワークキャンプ。

実施期間は2011年2月18日~3月3日の13日間です。

2年生2名、1年生7名の計9名で行ってきました。

 

今回のワークキャンプのテーマは『農業支援』です。

食糧支援として食費を提供している現在の私たちは、「農業」という観点から

彼らの食糧自給を目指し、その手助けができるのではないか、

また食費提供だけでなく他のやり方の支援方法があるのではないか、と考えたためです。

そのため、訪問した3都市すべてで農業機関を訪れ、お話を伺うとともに実際に彼らが手がける農家を見学させていただきました。また、院内で畑をつくり、これから食糧自給を目指そうとしている孤児院にも訪問させていただきました。

 

●プノンペン●

-語学学校での授業

毎回訪れているカンボジアNGOにてカンボジア人の大学生、高校生、またこの日本語学校で働いている若者たちを対象に授業を行いました。

まずはゲームを行い、談笑しながら互いに打ちとけた後、『よりよい国になるためには?』とう題目でディスカッションを行いました。しかし難しい題であり、なかなか話を進めることが容易ではありませんでした。

今回は1日だけの訪問、授業だったので次回はそのやり方、授業日数なども考えていかなければならないと感じました。

 

-School Aid Japan

居酒屋チェーン『ワタミグループ』が手掛ける孤児院、『夢追う子どもたちの家』、そして『SAJFarm』を訪問、見学させていただきました。

「SAJFarm」では子どもたちの就労支援として農業を考え、そのための場所作りをこれから行おうとしていらっしゃいました。この土地で育ちやすい農作物はなにか、そのための設備はどのようなものがいるかなど試行錯誤をして取り組んでいらっしゃいました。その様子を見学させていただくことで私たちも支援先孤児院の畑と照らし合わせて考えることができました。

「夢追う子どもたちの家」では園内農場、その隣にも大きな農場を持っていらっしゃいます。園内農場では子どもたちのお手伝いもあり、たくさんの作物が植えられていました。また、これから開発するという大きな農場では農業を1から始めるにあたっての準備段階が見られ、そのために必要な準備、設備、方法などを学びました。

 

-JVC事務所、JVC自動車整備学校

こちらではカンボジアで行う農業の難しさ、それを解決するための方法などを学びました。また、JVCさんがカンボジアの農民の方々にどのように農業を教え、彼らの農業・収穫率を向上させているかを教えていただきました。また、孤児院で農業を行う際のアドバイスもいただきました。

自動車整備学校では学生さんたちとの楽しい交流会を開いていただき、一緒に食事をとったり歌やダンスで素晴らしい時間を過ごすことができました。とても愉快な学生さんたちばかりで、和気あいあいとした交流がもてたと思います。

 

-王立農業大学

こちらでは学内を見学し、お話を聞かせていただくことでどのような設備を持って農業を行っているのか、また畜産を行っているのかを学ばせていただきました。さらに、将来農業に携わりたいと考えている学生さんにもお話を伺うことができました。

 

 

 

●バッタンバン●

-Hope Of Children(HOC)

支援先孤児院の子どもたちとの久しぶりの再会。HOC移転先の土地、NewLandでは一緒に稲刈りも行いました。鎌を持ち、子どもたちと一緒に汗を流して稲を刈りましたが、その重労働にはへとへとでした。NewLandでは新たな宿舎がほぼ完成し、農場ではヤシの木、マンゴー、パパイヤ、バナナ、ナスなども植えられていました。

子どもたちとは1年後の自分へ、ということで絵とメッセージを描いてもらい、それを缶の中に入れてタイムカプセルを作りました。それをNewLandのご神木のそばに一緒に埋めました。1年後、子どもたちと掘り返すのがとても楽しみです。また、バッタンバン日本人会のみなさん、国際協力NGO「風の会」さんと合同で子どもたちのお誕生日会も開催しました。おいしいカレーを作り、歌やダンスを踊って盛大なお誕生日会となりました。

HOCを運営していらっしゃるお坊様、スタッフのお姉さん達とお話をすることでこれからの子どもたちの将来、自分の将来、またHOCの将来像や現在のニーズ、子どもたちの様子なども伺い、これからの私たちの活動継続の必要性も強く感じました。

 

-JICA農家

バッタンバンで活動を行っているJICAの方々に手掛けている農家を見学させていただき、この地でどのような方法で農業を行っているかを学びました。今回はHOCのスタッフも同行し、NewLandで農業を進めていく上でなにが必要か、またどんなことができるかなどを一緒にみることができ、彼らの今後に直接結び付けることができたのではないかと思います。これを機に今回お世話になったJICAのスタッフの方々にこれからのHOCの農業発展のために農業指導などご尽力いただくこととなり、大変感謝しております。

 

 

 

●シェムリアップ●

-クルクメールボタニカル

私たちが興味ある、ソーシャルビジネスについて学ぶために訪れました。カンボジアの伝統医療、「クルクメール」で入浴剤や石鹸を現地の女性達と一緒に作り、多くの貧しい農家の若者たちの就労機会を築いています。代表はお若い日本人女性で、私たちとの年齢も近いことから多くのエネルギーとパワーを感じました。カンボジアの魅力をもっと世界に打ち出し、カンボジア人自身にもその魅力に自信を持ってもらいたい、という願いもあり、作り出す商品は見た目も効力も目を引くものばかりでした。入浴剤作りを体験させていただくことで、楽しみながらもポルポト時代に失われかけながらも今に引き継がれているカンボジアの伝統に触れることもできました。

 

-JVC農家

プノンペンにある事務所でお話を伺い、その上で訪れたシェムリアップのJVC農家。日本の農法を活かし、それを農家の方々に伝えて彼らの収穫率を向上させていました。農家の方々にも直接お話しを伺うことができ、その苦悩や新たな農法を取り入れるときの戸惑い、また収穫率が上がった時の喜びなどもお話してくださいました。これまで見てきた農家とは見た目だけでも格段にその違いが分かり、農法を変えるだけでいかに収穫率があがるのかを目の前で確認することとなりました。

 

 

最終日にはアンコールワット、ベンメリア遺跡を訪れ、カンボジアの歴史の深さ、現在に残る人々の想いを感じました。

 

 

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「農業」の大変さを身をもって感じ、その上でHOCでの農業支援の在り方、私たちにできることを新たに考えることができたワークキャンプとなりました。現地の状況は日々変化しており、それについて彼らから直接話してもらうこと、その信頼関係もとても大切です。

「人と人とのつながり」を大事に、これからもレアスマイルの活動を行っていきたいと強く感じました。

 

 

今回訪問させていただいた施設、機関の皆さま、そして現地でお世話になりました皆さまには大変感謝しております。

この場を借りて再度お礼申し上げます。

本当にありがとうございました。


第3回ワークキャンプ

レアスマイルでは2010年8月27日から9月8日までの11日間、メンバー9名でのカンボジアへのWCを実施いたしました。

 

カンボジアの孤児院により良い支援を行うために、もっと知るべきことがあると考え、今回のWCの目的は「調査」としました。そのため、訪問した3都市すべてで孤児院を訪れ、HOCに支援を行うにあたってのカンボジアの指標とモデルを調査することができました。

 

 

●プノンペン●

-語学学校での授業

語学学校であるカンボジアNGOにてカンボジア人の大学生を対象に授業を行いました。また、ディスカッションを行い、カンボジアと日本の学生の現状を紹介しあい、意見を交わしました。

日本語、クメール語、英語が飛び交う、とてもインターナショナルなものとなり、今日のプノンペンの大学生の意外な現状を知ることができました。

プノンペンで長く社会企業家として活躍される日本人の方ともお話をさせていただき、プノンペンの発展に驚く毎日でした。その一方、キリングフィールドやトゥールスレンを訪れ、歴史に対しての認識も深めました。

 

●バッタンバン●

-Hope Of Children

バッタンバンでは、支援先である孤児院(HOC)を訪問しました。HOCでは貼り絵による国旗と、管理者であり皆の“父親”であるお坊様の似顔絵を作成し、プレゼントしました。また、HOCの移転予定先である土地や市場への買い物にも同行しながら、衣食住の世話をするスタッフに対して、インタビューによる調査を行い、HOCの現状に関して当事者が語る貴重な情報を得ました。プノンペンとの格差を強く感じ、より良い支援への、更なる構想に思いをはせました。

 

さらに、バッタンバンの教員訓練校にて活動を行う青年海外協力隊の方の主催する、ワークショップにも参加させていただき、カンボジアの初等教育における情操教育の未来に日本がモデルとなっていることに、喜びを感じました。

 

-JMAS訪問

地雷撤去活動をされている方々に活動についてお話をお伺いに行きました。

JMASのHPでもご紹介いただきました。 http://jmas-ngo.jp/ja/?p=5512

 

 

●シェムリアップ●

IKTT(アンコール織物研究所)やFRENDS(アンコール小児病院)などの日本のNGOを訪れ、日本人の介入によって、カンボジア人自身が自立していく過程に関して学ぶ機会をいただきました。もちろん、世界遺産であるアンコールワットやベンメリヤを訪れ、歴史の深さを感じました。

 

 

 


第2回ワークキャンプ

レアスマイルでは、2010年3月5日~3月17日まで、第2回カンボジアワークキャンプを行いました。

今回の訪問ではカンボジアの2都市、首都プノンペン、バッタンバンで活動を行いました。

 

主な活動は、

1.カンボジア・NGOでの日本語授業ボランティア(プノンペン)

2.Hope Of Childrenへの訪問および調査、支援活動を行いました。

 

 

●プノンペン●

-日本語授業ボランティア

前回同様にボランティアの無料のクラスを開講し現地の学生へ日本語での授業を行いました。

今回は日本の文化を体験することで現地の学生に日本に親しみを感じてもらうことを目指し、また、日本の文化で自分自身の作品を残すためにも習字の授業を行いました。日本の学生との交流面を広げるために、日本の学生へ宛てた手紙も書きました。

 

 

 

●バッタンバン●

-ノリア村訪問

ノリア村ではHOCのスタッフである年長の女の子とともに、ノリア村でも特に貧しい家庭を訪問させていただきました。これは、HOCがノリア村のコミュニティの中心となっていること、また、HOCのお坊様がノリア村全体の底上げを図って今後HOCを運営していきたいとお考えであるため、私たちもノリア村の現在の状況を知るべきだと考えたからです。お話をお伺いした家庭には、わずかながらですが生活用品の寄付をさせていただきました。

 

 

-Hope Of Children

今回HOCを訪問した目的は、子供達との交流・調査、現在のHOCの運営及び状況把握でした。

子供達との交流では、プノンペンからバッタンバンまで同行していただいた大学生に日本から持っていった紙芝居を訳してもらい、読み聞かせをしました。紙芝居を初体験した子供達は身を乗り出してお話に夢中になっていました。また、子供達が大好きなお絵描きも行いました。

調査・現状把握では子供達に名前や年齢、自身が考える将来の方向性を伺うとともに、お坊様にもHOCのビジョンをお伺いしました。

 

今までのHOCへの寄付・支援は主に日本からの送金をしていましたが、今回の訪問では子供たちの健康状態やHOCの財政等の現状を調査した上で、名目としては食料費としてレアスマイルのチャリティイベント来場者の皆様から頂いた支援金の500ドルを寄付させていただきました。

 

 

 


第1回ワークキャンプ

レアスマイルでは2009年8月28日~9月11日の期間において

カンボジアへの訪問を実施しました。

 

主な活動として、

1、NGO学校での日本語授業ボランティア

2、Hope Of Children(現地NGO、ノリア孤児院) への訪問を行いました。

 

 

 

●日本語授業ボランティア●

 

・活動経緯

津田塾大学には、日本語教員養成課程があります。レアスマイルのメンバーの中にはこのコースの履修を希望する学生が多く、メンバー自身の今後の学びにもつながり、また、日本語を学習しているカンボジアの学生と交流ができる、日本文化を伝えることで私たちも自文化を知ることができる・・・などの理由から、カンボジアNGO学校(日本人の方が運営する語学学校形態のNGO)で日本語授業ボランティアを受け入れてもらい、授業を行いました。

 

 

・活動内容

・1コマ1時間×3日間の授業の実施。

・・・授業は全部日本語で行い、かるたゲームを通し体の部位の名称、数、果物の名前などを覚えたり、カンボジアや日本のミニゲームなどを行いました。 授業後は日本語でのおしゃべりを楽しみ、日本文化やカンボジアの文化について話し合いました。

 

 


 

 

●Hope Of Children訪問●

レアスマイルでは、現在チャリティイベント等での収益を通してHOCへの食糧に関する支援を行っています。

今回の訪問では、主に今までの活動と今後の活動についての報告、ノリア村(ノリア寺周辺の村)への訪問・生活雑貨の寄付、HOCへの200ドルの寄付をさせていただきました。また、子供たちとの交流を深めました。